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賃貸物件名でよく目にする「ハイツ」の意味とは?コーポとの違いは?

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2025年04月10日

賃貸物件を探していると「ハイツ」と名前が付いた物件をよく見かけるのではないでしょうか。
他にも「コーポ」と名の付く賃貸物件も多く、その意味や違いが気になりますよね。
そこでこの記事では賃貸物件名におけるハイツの意味や、コーポとの違い、それらの賃貸物件を選ぶ際の注意点をご紹介いたします。

賃貸物件名でよくあるハイツの意味とは?

ハイツとはもともと英語で「高台」を意味する言葉で、正確には「高台にある集合住宅」を指しています。
しかし賃貸物件の名前はその意味が合っているかどうかに関わらず、基本的にオーナーが自由に付けられます。
また昭和時代には「荘」と名の付く賃貸物件が多くありましたが、古くさいというイメージから、華やかな印象の外国語を取り入れた賃貸物件名が多く付けられるようになりました。
印象でネーミングをおこなっているため、現代では明確な意味があまり残っておらず、高台になくてもハイツと名付けられた物件も多いです。
そのため名前だけを基にどんな賃貸物件かを判断するのは難しいといえます。

賃貸物件名のハイツとコーポの違いとは?

ハイツと同様に、賃貸物件名でよく見かけるのが「コーポ」です。
こちらは英語で共同住宅を示す「コーポラティブハウス」を略した和製英語で、意味としてはハイツよりも正確な使われ方をしています。
しかしハイツもコーポも同様に多くの賃貸物件に使われているため、実際にはあまり違いがありません。
一方で、ハイツやコーポは分譲マンションのような高価格帯の賃貸物件に用いられることはあまりないです。
そのためこれらの名前を見つけたら、一般的なアパートやマンションを想像すると良いでしょう。

ハイツと名の付く賃貸物件を選ぶ際の注意点とは?

先述したように、賃貸物件の名前には厳密な基準がないため、名前だけで賃貸物件を選ぶのは難しいです。
どんな名前であれ、賃貸物件を選ぶ際には物件自体の良し悪しを基準にするようにしましょう。
なかでもチェックしておいたほうが良いのが、建物の構造や築年数です。
木造や鉄骨造のアパートは防音性が低いため、防音性を気にするなら鉄筋鉄骨造のマンションがおすすめです。
ただし木造・鉄骨造のアパートのほうが家賃は安い場合が多いため、どちらを重視するかよく考えると良いでしょう。
また建物内だけでなく、物件周辺の住環境についても調べておくことで、自分に合った賃貸物件を選ぶことができます。

まとめ

賃貸物件の「ハイツ」とは、もともと高台にある集合住宅を示す言葉ですが、現代では厳密な定義はあまり残っていません。
似た名前に集合住宅を意味する和製英語のコーポもありますが、どちらも多くの賃貸物件に使われているため、名前による違いはそれほどないです。
そのため賃貸物件を選ぶ際は、名前で判断するのではなく、建物の構造や築年数、周辺環境を基準に選ぶようにしましょう。