株式会社川崎不動産コンサルティング
   

根抵当権のついた不動産の特徴とは?売却の流れや注意点についても解説

  1. HOME
  2. スタッフブログ
  3. 根抵当権のついた不動産の特徴とは?売却の流れや注意点についても解説

2025年03月04日

不動産を売却したいのだけれど、根抵当権がついている物件をお持ちの方もいるでしょう。
根抵当権のついている物件は専門家でないと売却は難しいものです。
ここでは、根抵当権のついた不動産の特徴について、また売却する際の流れや注意点についても解説していきます。

根抵当権のついた不動産の特徴について

根抵当権の特徴とは、不動産を担保に貸し出せる上限額を決め、その範囲内であれば何度もお金を借りたり返済したりできる制度です。
同じようなものに抵当権がありますが、抵当権の場合には完済すると消滅します。
また、設定するのに設定登記をおこないますが、この際には登録免許税が必要です。
何度も同じ不動産を担保に融資をおこなう場合には借入額に応じた登録免許税が必要となるので、根抵当権を設定しておけば手間と費用が省けるメリットがあります。
ただし、根抵当権は借り入れがゼロになったとしても消滅しないため、抹消するためには当事者の合意が必要となるので注意が必要です。

根抵当権のついた不動産売却の流れ

基本的に根抵当権のついた不動産の売却はできません。
そのため売却する際には、流れをきちんと把握しておくのが大切です。
まずは、該当不動産の査定額と残債務を確認し、査定額が残債務より上回っている場合には売却の交渉をおこないます。
下回っている場合には任意売却制度を利用するなど銀行と交渉をおこなわなければいけません。
金融機関との交渉がまとまり抹消する際には元本確定手続きをおこないます。
これは、その時点でいくらの借り入れがあるのかを明確にするものですが、元本確定をおこなうとそれ以降は自由にお金の貸し借りができなくなるため注意しましょう。

根抵当権のついた不動産を売却する際の注意点

根抵当権を抹消する際には、気を付けなければいけない注意点があります。
トラブルとならないためにも、しっかりと把握しておかなければいけません。
1つ目は、設定された建物の所有者と債務者が異なる場合です。
このケースでは、知らない間に借入額が増えており、たとえ不動産を売却したとしても債務の返済ができない可能性があります。
また、一度元本確定をおこなってしまうと抵当権と同じ扱いになってしまいます。
つまり、一度元本確定をおこなうと元に戻せなくなってしまうため、その後の借り入れができなくなってしまうのです。
その後の借り入れ予定がない場合には問題ありませんが、その後も借りいれる予定がある場合には資金繰りなどに不都合が生じる可能性があるので注意しましょう。

まとめ

根抵当権のついた不動産を売却するには、根抵当権を外す流れなど特徴をしっかりと把握しておかなければいけません。
一度外してしまった抵当権は元に戻せないなど、注意点もきちんと理解しておかなければ、その後の資金繰りなどに不具合が生じる恐れもあるので注意しましょう。